こんにちは、もしもにスタジオ代表の防災士うめいです。
このサイトでは「防災をデザインする。」をテーマに防災に関するお役立ち情報を発信しております。
今回は「おしゃれ防災 アイデア帖」についての記事です。
デザインと防災を両立するための参考書を探している
おしゃれ防災 アイデア帖を購入するか迷っている
おしゃれ防災 アイデア帖に掲載されている内容を(ちょっと)知りたい
インスタグラマー/整理収納アドバイザーのMisaさんの著書で、部屋を整えつつ防災に備えるのにとても参考になる一冊です。
暮らしに取り入れたい防災アイデアが見つかる
こんにちは。
整理収納アドバイザーで、「もしもに」編集長のうめいです。
今回は「おしゃれ防災アイデア帖」をご紹介します。
この本をオススメしたい人
おしゃれ防災アイデア帖をオススメしたい人は、デザインに強いこだわりがあり防災の準備があまりできていない人です。
「防災」や「備え」という言葉が苦手だった、整理収納アドバイザーのMisaさんが、とある地震をきっかけに防災を意識しはじめます。Misaさんが防災のプロではないからこそ、読み手の私たちと同じ目線で「おしゃれ防災」を教えてくれます。
暮らしを楽しみながら、もしもの時の安心を備えるアイデアが、綺麗で豊富な写真(さすがインスタグラマー!)とともに紹介されています。写真がわかりやすく、自分の生活に今すぐ取り入れられそうなアイデアがとっても多く掲載されているため、本を買ったその日から今すぐに真似できます。
整理収納アドバイザーが共感した「役に立つポイント」3つ
整理収納アドバイザーでもある編集長が、とても共感できたポイントを3つご紹介します。
防災アイテムはシンプル&コンパクトなものを選ぶ
Misaさんが防災アイテムを買う気になれなかった理由の一つとして「収納場所に困る」ということを挙げられていました。私も全く同じ考えでした。例えば避難用のヘルメットは、とても場所を取ります。しかし、かといってタンスの奥底にしまっておいてしまうと、防災用品としての意味がありません。(かといって玄関に常設する気にもなれませんよね…。工事現場みたいになってしまいます。)
コンパクトな防災用品であれば収納場所に困ってタンスの奥底に行くことはありません。「おしゃれ防災アイデア帖」ではコンパクトにたためるランタンや、ヘルメットなどが紹介されていました。
安全なものでインテリアを楽しむ工夫
徹底的に防災のことを考え始めると、全てのインテリアが危険だと思えてくる瞬間があります。例えば陶器の置物だったりガラスの飾り物、棚や絵画など考えるときりがないほど想定できる危険は多くなります。ただそんな中でMisaさんがたどり着いた結論は、防災とインテリアの両立を長く続けていくためには、どちらも無理なくほどほどに完璧でなくても減災できたらそれでいいという考えです。
ちなみに編集長のうめいは、インテリアコーディネーターでもあるのですが防災や整理収納の観点から自分の部屋はかなりミニマルな状態になっております。インテリアのプロでもある私が、インテリアを楽しめていないという現状に「どちらも無理なくほどほどに」という一言が気づきを与えてくれました。
なお本書の中では、「吊り下げ観葉植物の容器はプラスチックにする」や「絵画を飾るときにはプラスチックの軽くて割れにくいフレームを採用する」や「好きな布の壁に飾って楽しむ」など、インテリアを楽しむ工夫が写真付きでわかりやすく紹介されています。
防災アイテムは日常でも目に入りやすい仕組みにする
防災用品は使用頻度が低いため、どうしても普段目に止まらないところにおいやりがちです。しかし、あえて目に入りやすい場所に防災用品を設置することで、管理がしやすくなるという工夫が紹介されています。
特に有事の際に中身を把握しやすいよう、半透明のボックスに入れておく工夫や、フタがない入れ物に収納することでサッと取り出しやすくするなど、防災の視点がよく取り入れられた工夫が紹介されていると感じました。ちなみに透明のケースに入れることで中身がすぐわかるのでローリングストックの収納にも向いているようです。
「おしゃれ防災 アイデア帖」を読んで、防災のアイデアを真似しよう
掲載されているアイデアどれもが素敵で写真つきで分かりやすいため、生活にすぐ取り入れられます。
気になる方は「おしゃれ防災アイデア帖」をぜひ購入してみてください。
おしゃれ防災 アイデア帖 の基本情報
基本情報
タイトル:おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、”もしも”の時は家族を守る70の備え
本の長さ:128ページ
出版社:山と渓谷社
発売日:2021/3/6
本の大きさ:18.8 x 12.8 x 2.5 cm
「何からやればいい? 」「好きなデザインがない」「めんどくさい」「置き場所に困る」
あなたの“防災できない”を解決。
スッキリ暮らして無理なく続く「防災アイデア」満載。人気インスタグラマー、整理収納アドバイザーのMisaさんが実践している、簡単にできて、かつ、おしゃれな防災アイデア。
ほんとうに必要なものだけを持ち、出し入れしやすい収納にする。
必要以上のものは買わず、ストックも最小限に。
シンプルな暮らしを実践してきたMisaさんですが、大阪北部地震の経験をきっかけに、「もしものとき」の備えの大切さを痛感。
「ライフラインが止まったら、どうやって生活すればいいんだろう? 」
「4歳と6歳の子どもをどうやって守る? 」
「どんな状況になっても、家族の不安と不便を減らせるために何があればいい? 」本書では、大掛かりな防災品をストックするのではなく、日々の暮らしに溶け込んで、もしものときには家族を守る、「ちょうどいい備え」のヒントを豊富に紹介します。
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防災対策が大切とわかってはいるけれど、「何からやればいい? 」「好きなデザインがない」「めんどくさい」「置き場所に困る」などの理由で“防災できていない”人におすすめ。
防災対策をしながら、いつの間にか今より心地よく暮らしやすい家づくりができる一冊です。