【巨大地震妄想シミュレーター】こんな時どうする!?

【巨大地震妄想シミュレーター】こんな時どうする!?
目次

巨大地震妄想シミュレーター

【シミュレーターの使い方】
1.「クリックして想像してみよう」のボタンをクリック
2.表示されたシーンで巨大地震に遭遇した場合、どうするか考えてみよう。
3.ボタンを押す度に違うシチュエーションが表示されるよ。



2024年追記

地震妄想シミュレーターは「おこるはずがない」という思い込みを払拭するために、2023年に作成しました。
巨大地震が起こって欲しくない色々なシーンを想像しながら、地震想定シーンを作成していましたが2024年1月1日、まさかのお正月に能登半島で巨大な地震が起こってしまいました。

誰が正月に巨大地震が襲ってくると思ったでしょうか。
きっと世界には神様的な大きな力がはたらいていて、『お正月やお誕生日、クリスマスなどの特別な日には、巨大地震が来ないんじゃないか。』そんな幻想を打ち破るにや充分すぎるくらいの被害と、悲惨な状況となってしまいました。

改めて、能登半島地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

こんな時に・・・巨大地震あなたはどうしますか?

「今、巨大地震にあったら・・・。」
そんなことを考えたことはありますか?

『まさか今、私に限ってそんなことは起こらない。』
それは誰しもが陥る「楽観バイアス」です。みな、前提として自分には悪いことが起きないと考えています。
かく言う私も、この記事を書いている時に巨大地震はまさか来ないと、心のどこかで思っています。

普段から、「今、巨大地震にあったら・・・。」という”妄想”をしてみてください。
きっと見えてくる視点が変わってきます。

ここから先は、上記の『巨大地震妄想シミュレーター』で登場するシーンをピックアップし、命を守るため行動のポイントをご紹介します。

※下記は必ずしも最善の選択とは限りません。緊急時はその場の状況を踏まえて、ご自身の判断で最善の行動をとるようにしてください。

美容院でパーマをかけている時に巨大地震にあったらどうする?

美容室はガラスやディスプレイが多く、周りに危険物がある可能性が高いです。
たとえ、パーマをかけていようがカラー中だろうが、まずは机の下などの安全が確保できる場所に避難をしてください。
しかし髪の毛についたパーマ液などの薬剤をそのままにしてしまうと、やけどする恐れもあります。安全が確保できた状態で薬剤を落としてもらいましょう。美容院の防災マニュアルもありますので、是非参考にしてください↓

露天風呂に入っている時に巨大地震にあったらどうする?

露天風呂に限らず、入浴中は裸です。裸の状態では、防御力がゼロの状態&避難もできないので、安全が確保できたらすぐに着替えることを目指します。
ただし慌てて移動をすると、床で滑ったり割れたガラスやタイルでケガをする恐れもあります。さらに停電してしまえば、危険な道を裸足で歩くことになります。シャンプーやボディーソープを付けてる状態ならば、津波や土砂災害がおこるよう緊急的なケースを除き、洗い流してから脱衣所に向かうと良いでしょう。それは、断水などにより次にいつお風呂にはいれるかわからないためです。

花火大会中に巨大地震にあったらどうする?

花火大会中に地震が起こった場合、花火大会の運営マニュアルに従って開催の中止や続行が決定されます。
例えば、ふくろい遠州の花火大会の場合は以下のように事前に決められています。

 【発生時における手順】
1.花火の打ち上げを直ちに中断し、上記の対応事項に応じ適切に判断する。
2.地震のゆれがおさまるまで、それぞれが身の回りの安全確認を行い、冷静にその場で待機をするように放送する。大会役員・スタッフ・警備員は観客の安全を確保するように努める。
3.地震のゆれがおさまり、津波警報が出た場合、河川敷の皆様に津波の危険性を伝え、堤防中段の公園より高い所まで上がるよう放送を繰り返す。『花火の有料席となっているサッカーグランドは海抜12.4mです。繰り返す』
4.司令本部にて地震の情報収集を行い、被害状況により花火大会を中止するかどうか、警察・消防・市と協議し、実行委員会(委員長)が決定し、場内放送する。
5.大会の中止が決定した場合、司令本部は通常時終了と同じ誘導を行うが、河川敷の使用は中止する。観客の帰路の安全には、実行委員会の委員・警備員が一丸となって、安全誘導に努める。
6.観客の帰路の安全には、実行委員会の委員・警備員が一丸となって、安全誘導に努める。

https://www.fukuroi-hanabi.jp/wp-content/uploads/2018/08/868a7d95dc69165e1b99b2ccdd604e31.pdf

マニュアルが決められているとはいえ、想定外の事態に対して、実行委員会がうまく対応できるとは限りません。人も多く、群衆雪崩の可能性を秘めているなか、地震がひとたびおこればパニックになります。
また、地震は海や川沿いで行われることが多く、巨大地震が起これば津波の被害なども想定されます。
花火大会とはいえ、なるべく人混みはさけ安全な場所から楽しみたいものですね。

バーベキュー中に巨大地震にあったらどうする?

バーベキュー中の地震は、やけどや自然の脅威に気を付けたいです。屋外で行うバーベキューでは、火そのものが原因で火災が燃え広がることは考えにくいですが、テントやタープに引火してしまった場合に備えて、近くに水を用意したり最悪の場合はその場からすぐに離れられるようにしましょう。また、川や海の近くで行うことも多いため、バーベキュー会場にはラジオなども携行し、津波や洪水の被害がないかを素早く確認するようにしましょう。



防災士うめい

今回は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!
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