『プチプラ防災』は防災初心者が読む1冊目にオススメ。予算をかけずに判断力を身につけろ!

『プチプラ防災』は防災初心者が読む1冊目にオススメ。予算をかけずに判断力を身につけろ!

こんにちは、もしもにスタジオ代表の防災士うめいです。
このサイトでは「防災をデザインする。」をテーマに防災に関するお役立ち情報を発信しております。

この記事をかいた人

防災士うめい@もしもにスタジオXインスタYoutube
・防災士に全問正解で合格。YoutubeやSNS等メディアで情報発信中
・インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー
・埼玉県/子育て中の30代

今回は「レスキューナースが教えるプチプラ防災」についての記事です。

この記事はこんな人にオススメ

お金をかけずに防災の準備をしたい

「レスキューナースが教えるプチプラ防災」を購入するか迷っている

まずはできることから簡単に防災をしたいと考えている

防災士うめい

レスキューナースの辻直美さんの著書で、100均で手に入るものをはじめ、”プチ・プライス”なものでまずは防災人にとって、とても参考になる一冊です。

目次

暮らしに取り入れたい防災アイデアが見つかる

こんにちは。
「もしもに」編集長のうめいです。
今回は「レスキューナースが教えるプチプラ防災」をご紹介します。

¥1,320 (2024/12/17 02:17時点 | Amazon調べ)

この本をオススメしたい人

レスキューナースが教えるプチプラ防災」をオススメしたい人は、まずは低予算で防災しつつ、しっかりとした防災マインドを身につけたい人です。


著者の辻直美さんはレスキューナースです。辻さんは阪神淡路大震災で被災しましたが、日頃の防災対策が奏功し、調味料が4本倒れるだけの被害でした。たった30秒で通常の生活に戻れたそうですだったそうです。一方で同じマンションのお隣さんは部屋がめちゃくちゃになり一ヶ月半住めなくなったと語っています。

レスキューナース(災害ナース)とは

レスキューナース(災害ナース)とは、災害時に被災者が健康レベルを維持できるように、被災地で適切な医療・看護を提供する役割を担うナースです。

この本はそんなレスキューナース辻さんの地震に強い家づくりのコツや、生き延びるためのアイデアを余すことなく紹介している本です。

例えば、キッチンやリビングなど部屋別にどのような防災対策が必要かを、写真付きで分かりやすく説明しています。非常用に準備するアイテムを詳しく解説されており、普段使っているものをどう防災に行かせるかの視点でアイテムが紹介されています。

さらに、地震以外の災害が発生した時にどう対処するかや、防災時の料理の仕方などアイディアや工夫についても掲載しています。

整理収納アドバイザーが共感した「役に立つポイント」3つ

防災士うめい

整理収納アドバイザーでもある編集長が、とても共感できたポイントを3つご紹介します。

少ないものでシンプルに暮らす「ツジナオ流・防災術」

カーテンから漏れる光―無垢材の床

辻さんがまず紹介していたのは物を少なくしてすっきり暮らすことが、災害時の怪我や圧死するリスクを下げるということです。防災グッズや備蓄品が部屋に溢れてしまって、災害時に備蓄品に押しつぶされてしまったりしたら本末転倒です。そういった意味でも災害に一番有効なテクニックとして少ないもので暮らすということを挙げられています。しかしいざという時に防災になるために「代用テクニック」を駆使して、防災専用のものはなるべく買わず、いざという時は普段使っているアイテムを防災に活かすという考え方をされています。

整理収納アドバイザーとして不必要なものを取り除き必要なものだけにするというシンプルなもので暮らすという考え方はもともと共感しているのですがそれに加えて災害時には代用品を使うというテクニックがこの本には詰まっています。

「防災グッズをたくさん持っていても助からない人もいる」という辻さんの言葉の裏には、まずはシンプルな暮らしにするという意味合いもこもっていそうです。

どんなものでも3つ以上用途があるものしかもたない

メジャーメントはフェーズフリーな商品のひとつ

辻さんはレスキューナースであるため災害時には多くの方の球場に訪れたそうです。そこで目の当たりにしたのは大量の服に埋もれて亡くなっている人や、大量の本で圧死している人だったそうです。この光景を見た辻さんは以来ものに対する認識を改めて、どんなものでも三つ以上の用途があるものしか持たないと決めたそう。日常と非常時の垣根を越えてモノを使うのは「フェーズフリー」の考え方に近いかも知れません。

何の変哲もない平時では、「好きなものに囲まれて幸せ」と思っていても、災害時にはその好きなものたちが狂気となって襲いかかり、自らの命を奪ってしまうというリスクがあります。少ないお気に入りに囲まれて快適に暮らすというのは、近藤真理子さんの「人生がときめく片づけの魔法」や、整理収納アドバイザーの考え方とも通ずる部分があります。

必要なのはものより代用するテクニック

辻さんはやみくもに防災グッズを買うことをお勧めしていません。むしろ防災グッズを大量に買い込む行為は「防災」ではないと言い切っています。災害時には、「なくてもなんとかする」と腹をくくり、今あるものを代用する知恵と経験がこそが必要だと伝えています。
そもそも巨大災害は想定外の連続です。だからこそ、想像力を目一杯働かせて、ないものをあるもので代用するテクニックと経験が必要と伝えています。

代用することができれば防災グッズを大量に買い込むこともないし、それにより部屋で溢れるもの潰されて命を落とすこともなくなります。想定外の災害時を生き抜くために必要なのは、ものより代用する知恵とテクニックなのです。

「レスキューナースが教えるプチプラ防災」を読んで、プチプラ防災と代用テクニックを身につけよう

掲載されているアイテムはどれも少額で購入でき、命を守るために必要なグッズです。また、この本を一度読んでおけば、災害時に「あるものを代用して生き延びる」というマインドとテクニック、具体例を知ることができます。
気になる方はレスキューナースが教えるプチプラ防災」をぜひ購入してみてください。

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おまけ:辻直美さんからコメントを頂きました

防災士うめい

辻直美さん、ありがとうございます!

「レスキューナースが教えるプチプラ防災」 の基本情報

基本情報
タイトル:レスキューナースが教える プチプラ防災 (扶桑社BOOKS)
本の長さ:161ページ
出版社:扶桑社
発売日:2019/11/30

阪神・淡路大震災で実家が全壊したことを機に災害救助に目覚めたレスキューナース・辻直美が実践する「お金をかけずに命を守る防災テクニック」。

100円ショップで買えるものや家にあるものでできる限り防災グッズを代用し、災害に強い家の作り方や、非常用持ち出し袋のアレンジ法を解説。

著者宅は、2018年の大阪北部地震で震度6弱の直撃を受けましたが、本書で紹介する対策をしていたおかげで、無傷。

一方で、同じマンションのお隣の部屋は1か月半も住めなくなる被害が出てしまいました。

防災グッズをあれこれ揃えても不安が尽きない人に、「生き抜く自信」が持てるように必要な知識と代用テクニックを伝授します。

地震だけでなく、台風やゲリラ豪雨、豪雪で脅威を増す水害についても対策を徹底解説。

防災グッズをそろえただけでは助かりません!

必要なのは正しい知識と代用テクニック。

「プロでなければ無理なテクニック」や「特別な道具が必要なもの」はなし!
お金をかけずに命を守るためのプロのテクニックを、誰でもできるようにアレンジしました。

Amazon.co.jp
防災士うめい

今回は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!
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