こんにちは、もしもにスタジオの防災士うめいです。
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防災士うめい@もしもにスタジオ 【 X・Instagtram・Youtube 】
・防災士試験に全問正解で合格。YoutubeやSNS等メディアで情報発信中
・インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー(詳しい自己紹介はこちら)
・埼玉県在住/子育て中の30代
今回は「乾電池の保管方法」についての記事です。
乾電池の保管方法について、悩んでいる
良い乾電池ケースを探しているが、どのようなものが良いかわからない
乾電池の保存方法や液漏れ対策を知りたい
乾電池の保管方法やケース選びは、実は難易度が高い!
こんにちは!整理収納アドバイザー&防災士&電気工事士有資格者のうめいです。
乾電池を保管するための良いケースってなかなか見つからないですよね。
私も最後まで保管方法をずっと悩んでいたのが「乾電池の収納ケース」についてです。
電池の大きさがバラバラ・新品や使いかけのものが混在・さらにはボタン電池や充電池まであります。少し保管方法を間違えると、発火の危険性まで。実は乾電池はかなり収納難易度の高いアイテムです。
今回、そんな乾電池収納に決着をつけるべく、整理収納アドバイザーで防災士の私が、安全で美しいベストな電池の保管方法・収納ケースを写真を交えてご紹介します。乾電池の保管方法に向き合い、様々な商品を試し「これだ!」という結論がでましたのでご紹介します。是非、皆様の乾電池の収納ケース選びにお役立ていただけますと嬉しいです。
無印良品で簡単に手に入るケースを使うから誰でもマネできるにゃん♪
乾電池の保管方法のポイントをおさらいしよう
さて、乾電池を収納するケースをご紹介する前に、まずは乾電池の理想的な保管方法についておさらいします。
保管方法を守らないと、電池の寿命が縮まったり、液漏れ起こして人体に悪影響を及ぼしたり、最悪の場合火災の原因になることもあります。正しい保管方法で、安全に長く使えるようにしましょう。
液漏れについての詳細は、記事の後半でも解説しています。
フィルムをつけたままプラスチック製・紙製の箱で保管
まず、購入した時についてくるフィルムははがさずに、つけたままにしましょう。理由は2つあります。
① フィルムが絶縁体の役割を果たし、ショートを防止する
② 新品と一度つかったものの見分けがつく
お土産で買ってきた可愛いブリキ缶に乾電池を入れている方は、安全のためにプラスチック製か紙製の箱に今すぐ移動させましょう。
一緒に保管してはいけない「金属類」
保管するときの注意点として、金属類と一緒に保管しないことが大切です。金属類は電気を通してしまうため、一緒に保管することで液漏れ・ショート(発火や火災の原因)の原因になります。クリップやコイン(お金)、爪切りなどと一緒に保管しないようにしましょう。
また、電池だけを保管する場合でも、乾電池のプラス極とマイナス極を接触させないような配置で収納することが大切です。プラス極とマイナス極が触れる状態で保管すると、最悪の場合乾電池がショートします。乾電池がショートすることで大きな電流が流れて、やけどや火災の原因になります。
電池の保管方法を間違えると火災になるのは怖いにゃ~!!
2021年には、2,3年ほど乾電池を混ぜて保管していた乾電池が突然ショートして、住宅が全焼してしまった事件が起こっています。(気になる方は被害者の方のインタビュー動画をご覧ください。)
保管温度は10度~25度が適温。35度以上の高温や多湿な環境を避ける
乾電池を保管する際は、温度管理が大事です。10~25度が適切です。30度を超えてしまうと電池の寿命が縮まるだけでなく、液漏れなどを起こしてしまうことがあります。
なので電池を保管する際は、温度変化の激しいベランダや屋外の倉庫、車内などは避けてください。日本の環境であれば、基本的には日のあたらない屋内空間で保管すれば問題ないでしょう。
未使用の電池と使用済みの電池は分けて
電池を使用する際に、使用済みの電池と未使用の電池を同時に使うことで、液漏れを起こしてしまう可能性があります。いざというときに未使用の乾電池ばかりということにもなりかねません。
中途半端に利用した電池なのか、新品なのかわかるようにして、収納を分けて保管をしましょう。
乾電池の保管に最適なベストな収納は「無印良品+100均」だ!
さて、乾電池の保管方法のルール踏まえた上で『どのような乾電池の保管方法がベストか』をご紹介します。
・未使用と使用済みの乾電池は分ける
・プラスチック製or紙製の収納
・プラス極とマイナス極が触れないように保管する(ボタン電池なども含む)
さらに今回、乾電池を安全に、使いやすく、美しく保管・収納をするにあたって以下のようなことにもこだわっていきます。
・防災用の備蓄電池も一緒に入れる(備蓄収納)
・電池の充電器や、電池チェッカー、スペーサーなども一緒に収納する(グルーピング)
・なるべく乾電池を取り出すまでのアクションを少なくする(アクション数の削減)
これを全部実現できる収納が無印良品の「ポリプロピレン小物収納ボックス6段」を使った電池収納方法です。
それでは、収納方法を解説するにゃん~♪
無印良品「小物収納ボックス」を使った乾電池の保管方法
【STEP1】家中にある電池に関係あるものを全て集める
まず、家じゅうに散らばっている電池があればそれを一か所に集めましょう。
この時、乾電池だけでなく、「乾電池スペーサー」「乾電池チェッカー」「乾電池充電器」「乾電池式モバイルバッテリー」など、乾電池に関するアイテムを集めて一か所管理するのが理想です。
ただし、家が広い場合や個室が多い場合などは何カ所かにわけて保管する「分散備蓄」が推奨されることもあります。どちらにせよまずは、自宅の乾電池の全体像を把握するために、一か所に集めてしまいましょう。
【STEP2】6段ある小物収納ボックスを用途別に分ける
6段をどのように分けるかは、各家庭の状況に応じてですが、私の方法を一例として挙げます。
小物収納ボックスは、縦でも横でも使える優れもの。
今回は、電池ボックスなので、かなり重くなることが予想されます。
地震対策で滑り止めのジェルマットなどと組み合わせられるように「横」にして収納していきます。
【上段には軽くて小さくてよく使うモノを入れる】
1.充電池(未充電のもの)&充電器
2.ボタン電池(新品/使いかけ混合)・電池チェッカー
3.充電池(充電済のもの)&単3・単4の使いかけ電池
【下段には重くて大きくて使用頻度の低いモノを入れる】
4.単4電池(新品)
5.単3電池(新品)
6.単1電池・単1スペーサー
・重いものは下に入れる(地震対策)
・すぐ使う電池(使用済み乾電池や、充電済み充電池)は右側にする(右利きの場合)
・電池のプラス極・マイナス極が触れないように「シンデレラフィット」するケースに入れる
単3電池・単4電池はシンデレラフィットするケースに入れて
電池の収納は、「シンデレラフィット」させるのがポイントです。
シンデレラフィットさせることにより、見た目も非常に美しくなりますが、ケースの中で電池の向きが変わり、ショートしてしまうということを防止できます。
電池の専用ケースでなくても、ダイソーなどの100均で、電池にシンデレラフィットする収納ケースを探すのもおススメです。
私が探したなかだと、ダイソーの「旅行(トラベル)コーナー」に置いてあった「トラベルケース」が単4を6本入れるのにシンデレラフィットしました!しかも、このケースが無印良品の小物収納ボックスに収納するにもジャストサイズなのでオススメです。もしかしたらダイソー以外のキャンドゥやセリアにも置いてあるかもしれないので、見かけたら是非購入してみてください。
シンデレラフィットはやっぱり気持ちいいにゃん♪
【STEP3】ラベリングをして完成!
収納場所が決まったら、最後にテプラなどでラベリングすることが大切です。ラベリングをさぼってしまうと、家族など一緒に暮らす人に収納ルールが伝わらず、結局ぐちゃぐちゃになっていってしまいます。
特に、今回使っている無印良品の「小物収納ボックス」はホワイトグレー色で、中身が外からはわかりません。
効率的に電池を取り出せるようにするためにも、必ずラベリングをするようにしましょう。
ちなみに、私が愛用しているテプラのカラーは「12mmの透明×ゴールド」です。
・普段はあまり目立たない
・高級感がある
・文字を読むときははっきり読める
上記のメリットから、もう10年近く愛用しています。整理収納アドバイザー仲間からも好評のカラーですので、是非採用してみてください。
「テプラ」を整理に使っている人は多いと思いますが、テープは何色を使われてますか?🤔
— もしもにスタジオ【公式】@うめい|防災をデザインする。 (@moshimoni_com) October 21, 2023
私のおすすめは断然「ゴールド × 透明」のテープ✨
色の組み合わせ次第で悪目立ちすることがありますが、透明×ゴールドなら…
▶︎普段は目立たない
▶︎必要な時に読める
▶︎高級感を演出
おすすめです😌 pic.twitter.com/yZylUJJWRb
電池収納するなら無印良品にラベルを貼って管理するのがおすすめだにゃん♪
防災を考えるなら「単3電池のアイテム」で揃える
防災的観点から考えると、『乾電池を色んな種類を所持する』よりも『色々ある防災グッズを単3電池で揃える』方が良いです。理由は、防災グッズを単3で揃えてしまえば、あとは単3をいっぱい備蓄しておけばよいだけだからです。
ちなみに我が家では遊び盛りの娘2人がいることもあり「単4電池」もいっぱい消費するので単4の在庫も多くありますが、基本的に防災グッズは全て単3電池を利用するモノをで揃えています。
防災時の乾電池の選び方などについて詳細を知りたい方は、下記もあわせてご確認下さい。
乾電池の液漏れってなに?
乾電池が液漏れしている状態というのは、下のように白い結晶が電池にまとわりついている状態です。一度は見たことがある方も多いのではないのでしょうか。
この白い結晶の招待は「電解液」なのですが、アルカリ乾電池は水酸化カリウムを主成分とする「強アルカリ性」・マンガン乾電池は塩化亜鉛を主成分とする「弱酸性」となっています。
どちらも直接手で触ったり、目にはいらないように注意しましょう。
乾電池の保管方法がわかりやすい動画
2023年6月20日に放送された「す・またん」で乾電池の保管方法についてわかりやすく説明していたのでご紹介します。
今回は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!
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