こんにちは、もしもにスタジオ代表の防災士うめいです。
このサイトでは「防災をデザインする。」をテーマに防災に関するお役立ち情報を発信しております。
今回は「おすすめの熱中症対策グッズ」についての記事です。
最新の熱中症対策情報を知りたい方
デザインなどにこだわりながらも熱中症対策したい方
熱中症の基本と対策について知りたい方
熱中症対策がさらに重要になるこれから
2023年、深刻な熱中症の被害から新しい法律「改正気候変動適応法」が新設され「特別警戒アラート」の運用が始まりました。それでも危険な夏の暑さは変わらず、ついには国連の偉い人が「地球沸騰時代」と命名するまでに至っています。これからの熱中症対策は、新次元に入ったと言って過言ではありません。
そして、2024年4月24日より「熱中症特別警戒アラート」が運用がスタートします。これは、『過去に例のない危険な暑さが予想される際に発表』されるアラートです。
これは、午前10時の時点で翌日の暑さ指数が「都道府県内全域で35以上」と予測される場合に、環境省によって14時ごろに翌日の特別警戒アラートを発表するという運用となっています。
つまり、熱中症の危険は事前に察知することが出来ます。本記事では熱中症対策グッズを紹介しています。これからの季節、是非ご参考にしてみてください。
熱中症対策グッズ選びのポイント
最近はグッズの進化もはやく、首掛け扇風機・ネッククーラーなど、次々と新しいものが出ています。トレンドアイテムに流されがちな熱中症対策ですが、基本を押さえて目的や用途ごとに合わせて選ぶのが大切です。そこで今回は、「環境」「からだ」「行動」に着目してアイテムをご紹介します。
\ 熱中症対策の優先順位 /
「行動」 > 「環境」 > 「からだ」
熱中症にならないためには…
①危険な場所やイベントを避ける「行動」
②熱中症を和らげる「環境」づくり
③ダメージを受けた「からだ」のケア
の順序が大切です。
熱中症対策グッズ:迫る熱中症の危険に気づき「行動」するためのグッズ
熱中症にならないための一番のポイントは、「迫りくる熱中症の危機に気づくこと」です。今は、屋内・屋外で危険を知らせるためのアラートなどがあります。上手く活用して熱中症の危機にいち早く気づき、「行動」にうつすことが大事です。
センサーが感知して熱中症の危険を表示するリストバンド
「猛暑にアルゴリズムで立ち向かう」がコンセプトのhamon band。
腕に巻くだけで熱中症の危険が迫っているに、LEDの色と振動でお知らせしてくれるリストバンドです。
2021年の発売後に大ヒットし、2024年の5月にはhamon band2が発売開始しました。
引用:ミツフジ https://www.mitsufuji.co.jp/hamonband2/
待っている人も多かったリストバンド、ついに発売したにゃん♪
旧タイプでしたら安く手に入れられるようですが、在庫限りの可能性もあるので旧タイプを安く手に入れたい場合はおはやめに…。※2024年6月時点で、売り切れていました。
【屋内専用】色で室内の熱中症危険度をお知らせ「温湿度LEDアラーム」
プラスから2024年に発売された温湿度LEDアラームは、三角錐のカタチ。これにより、部屋のどこに置いてあっても360度どこからでも熱中症の危険度がわかります。光の色は、危険度に応じてわかりやすく変化するので、とくに介護中の方、育児中の方には相性がよさそうです。
デザインもシンプルで可愛く、多くの空間になじみやすそうです。
引用:プラスhttps://www.plus-vision.com/jp/product/eisei/onshitsudo-ledalerm.html
【屋内専用】熱中症指数に応じてアラートを出す「みはりん坊ミニ」
みはりん坊シリーズは熱中症の危険が迫るとアラート音で知らせてくれます。屋内で利用するのに最適なグッズです。特に、デザインが一番キレイでインテリアにも馴染む「みはりん坊ミニ」が一番おすすめです。他のみはりん坊シリーズは、少しクリームっぽい色のデザインをしているのですがこちらは綺麗なホワイト色。形も正方形で愛着の持てる大きさです。
「ころん」としていて、インテリアに馴染む可愛いデザインだにゃん~♪
【屋外利用OK】熱中症指数に応じてアラートを出す「みはりん坊プロ」
スポーツや現場作業など、屋外で熱中症に気を付けたい場合は「みはりん坊プロ」シリーズがおすすめ。ハイエンドモデルは3万円以上するため、個人で購入するのであれば5000円以下で購入できる「AD-5698」がおすめです。
熱中症対策グッズ:外でも日陰や風をつくり快適な「環境」をつくるグッズ
どうしても灼熱の中外出しなければならない、という時は外の「環境」を快適に整えるためのグッズがおすすめです。直射日光を防いだり、風にあたることができれば熱中症のリスクを減らすことができます。
日差しがあれば充電できる、フェーズフリーなアウトドア扇風機
日常使いも非常時にも使えるフェーズフリーな扇風機「ソーラーパワーファン2」は、太陽光で発電できアウトドアシーンでガシガシ使える扇風機です。2023年の夏に「ソーラーパワーファン2」としてアップデートされました。なんと、モバイルバッテリーの機能もあり、スマホの充電もできるため、夏の外出時の強い味方に。
コンパクトに持ち運んで木陰を作れるスマートなミニタープ
ワンポールミニタープは「UNWIND once in a while」というメーカーから2022年に発売された1人~2人用のミニタープです。テントよりもコンパクトで手軽に&簡単に木陰をつくることができます。なんといっても重さは僅か807gと、その手軽さが嬉しいですね。公園などでスポーツをする際に、ちょっとした木陰を手軽につくれるのはとても良いです。
ただし、設置にはペグを地面に打ち込む必要があるので、野球グランドなどでは使えないなど、場所を選ぶのは注意が必要です。
時代は日傘男子。男女兼用の日傘
防災士的には、天気に関係なくコンパクトな晴雨兼用傘を持ち歩くのがオススメ。最近はゲリラ豪雨の頻度も増えてきております。晴雨兼用傘を持ち歩くだけで、熱中症対策+ゲリラ豪雨対策の両方が対策できてしまいます!
特に夏は毎日傘を持ち歩いていると安心ですね♪
また、日傘の選び方にはポイントがあります。
日傘は必ず表側が白系で、内側が黒い傘を選んでください。内側が黒系を選ぶことで、地面からの赤外線(輻射熱)をすべて傘が吸収してくれます。
熱中症対策グッズ:屋内を快適な「環境」にして過ごすグッズ
熱中症は屋内でも起こります。屋内での熱中症は全体の3~4割ほどといわれており、特に65歳以上の高齢者や、小さい子供が屋内の熱中症にかかりやすいと言われています。屋内も快適な「環境」に整えて、熱中症と無縁の夏を作りたいですね。
お風呂上りに最高!な乗れる扇風機「のれせん」
お風呂場の湯上りは、体温があがっている状況なので、すぐに身体の熱を冷ますのがポイントです。特に、高齢者の方は温度を感じにくく、長風呂になりがちで思った以上に体温が上がっていることもあります。
お風呂から出た直後は心拍数の揺らぎも上昇しているので、身体を冷ましたり水分を摂取することで身体への負担を和らげることができます。
引用:東京新聞(https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=291502&pid=1235677)
そんなときに便利なのが「のれせん」です。体重計のように、お風呂あがりに乗るだけで強い風が下から吹き上げ身体を一気に冷ましてくれます。
お風呂上りだけでなく、猛暑の外出先から帰宅した直後なども身体を冷やすのに一役買いそうなアイテムです。
熱中症対策グッズ:「からだ」の体温を下げるグッズ
仕事柄、長時間を外で作業するような方や、部活や習い事で炎天下でもスポーツをする可能性がある方は特に熱中症の危険と隣り合わせです。そうでない方も、一度「からだ」の温度があがってしまったらグッズで冷やしてあげるのが効果的です。
ドリンクミスト
外出先で「霧吹き」が手軽にできたら…をかなえてくれるのが「ドリンクミスト」です。霧吹きを持ち歩くのは気が引けるという方におすすめの「ドリンクミスト」は、普段は水筒として使いながらも、猛暑の際には霧吹きとしてつかうことができる霧吹き付きの水筒です。
水筒なので(当然ですが)水分補給もでき、ミストも浴びることができるので、まさに一石二鳥のアイテムですね。
ビオレ「冷タオル」
猛暑が続いた2023年、暑さが終わる前に店舗やネットからも売り切れて消えてしまった「冷タオル」。常温でも袋から出すだけで、キンキンに冷えたタオルが出てくる不思議な冷却グッズ。初めて使ったときは感動さえ覚えます。ECサイトのレビューは軒並みの高評価。
タオルに氷をつくるスプレー
冷やすグッズには「冷感」と「冷却」がありますが、その違いは重要です。「冷感」はユーカリなどの成分を使って疑似的に冷えている感覚を作り出します。一方、「冷却」は実際に身体の温度を下げます。熱中症対策には間違いなく「冷却」が有効です。
タオルに氷をつくるスプレーは、その名の通りタオルにスプレーを噴出することで本物の氷を作り出すことができます。氷で本当に「冷却」できるので、それを首などにあてることで身体の温度を下げることができます。少し匂いがきになりますが、猛暑の出先では強い味方です。
今日は動物園に来ています…が。アツい!!
— もしもにスタジオ【公式】@うめい|防災をデザインする。 (@moshimoni_com) June 20, 2024
溶けそうです🫠
熱中症対策で購入した「タオルに氷をつくるスプレー」が、想像以上に氷です😆熱くなった身体をすぐ冷やしてくれます❄️ pic.twitter.com/vYtqofDSuh
リュック用冷感パッド
首に着けるタイプで爆発的人気になったPCM素材を使ったリュック専用の商品です。猛暑のなか外出していると、リュックと背中の間が汗びしょびしょになってしまう経験はだれしもあるはず。
背中にひんやりする素材を使っているから、背中から身体を冷やしてくれます。結露の心配もなく、200gととても軽いので、登下校中のお子様のランドセルなどにもぴったりです。
時代は電動ネッククーラー!長時間&一瞬で首を冷やす
ネッククーラー、といえば2021年に爆発的に流行したクールリングが注目されていますよね。いまや類似品も多数でており、100円ショップでも入手できます。
一方で、ネッククーラーは電動の時代に突入しています。クールリングは冷蔵庫や水で凍らせることが特徴でしたが30分ほど使うと常温に戻ってしまうのが欠点でした。その点、電動ネッククーラーは長時間首を冷やすことが可能。一瞬で首を冷やすことができます。なお、ユーザーレビューから冷やす部分が「四角い」とフィット感が向上してよいとのこと。フル充電で2.5時間も冷やし続けることができるLaFutureのネッククーラーがコスパも良くおすすめです。
冬はネックウォーマーにもなるから、1台で何役でもこなせるにゃん♪
電動霧吹き(電動じょうろ)
炎天下では、細かい水を身体にふきかけることで細かい水滴が身体に付着後すぐに蒸発し、体を冷やしてくれます。扇風機と一緒に利用するとさらに効果は◎利用回数は週2〜3回の使用頻度であれば月に1度の充電で良い電動じょうろは手間いらずでらくに身体に霧を吹きかけてくれます。
ミストスプレー
電動じょうろよりも手軽で簡単なミストスプレーもおすすめ。数回プッシュするだけで数秒間霧が出続けてくれます。我が家でも毎年夏はこれをもって公園にでかけますが、子供たちが大はしゃぎで霧吹きをしながら遊んでくれます。
熱中症対策グッズ:「からだ」から失われた水分や栄養を補給するグッズ
体温が上昇すると、身体を冷やすために汗をかきます。そして、汗とともに「からだ」から水分や栄養が失われていきます。最近は、水分とともに塩分の摂取の必要性も認知されています。ダメージを受けた「からだ」をすばやく回復するためのグッズをご紹介します。
アイススラリー
熱中症対策として水分補給は必須ですが、より効率よく水分と栄養を取り込み身体を冷やしたいなら「アイススラリー」がおすすめ。これ、マイナーな製品なので大きな薬局でも取り扱っていないことがあります。なので、ネットでまとめ買いするのが◎
アイススラリーとは…
体の内部から効率的に冷やすことが出来る微細なシャーベット状の飲料である「アイススラリー」です。
https://brand.taisho.co.jp/contents/sports/489/
アイススラリーとは、細かい氷の粒子が液体に分散した状態の飲料であり、通常の氷よりも結晶が小さく流動性が高いことから体の内部を効率よく短時間で冷却できると言われています。
これまでも、氷そのものは溶ける際に体内の熱を吸収し、深部体温の上昇を抑えるのに効果があることが知られていました。
微細な氷と液体を混合させて作られているアイススラリーは固形の通常の氷よりも飲み込みやすく、氷点下で約1度と液体よりも温度が低く、体の中心部から効率的にアイシングする方法として、2010年頃に海外で提唱され始めました。
真夏に売り切れの店舗続出!カバヤ 塩分チャージ
夏の時期になると、コンビニや薬局でよく見かける「塩分チャージタブレット」。炎天下で汗をかくことによって失われる塩分を効率的に摂取できます。カバヤの塩分チャージは、塩分とクエン酸、カリウムが配合されている塩分タブレット。賞味期限が1年あるため、備蓄にも◎夏前の入手しやすい時期に買って備えておきましょう。
熱中症対策が必要な理由は?
熱中症とは、「暑熱環境で発生する障害の総称」と定義づけられており、屋外や屋内の発生場所を問いません。ひと昔前までは熱射病という人も多かったですが、いまは熱射病も含めて熱中症と言います。
「昔はこんな暑くなかったよね~」
という会話をここ最近、毎回のように聞いている気がしませんか?「昔はこんなに暑かった」は、気のせいではなく、事実です。地球温暖化の影響で毎年気温はどんどん上昇しており、残念なことに右肩上がりで熱中症による死亡者数が増えています。
出典)全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/)
昔は扇風機でしのげた暑さでも、今はそうはいきません。これからの夏は、熱中症対策をしないと生死に関わります。そして、屋内での熱中症患者は全体の4割になるとも言われており、屋外・屋内どちらも熱中症対策が欠かせません。
おウチの中でも熱中症になっちゃうなんて…家ネコにとってももつらい時代だにゃん…
殺人的暑さによる熱中症は、自然がもたらす災害とも言えます。
防災士の私が熱中症にならないための方法や、熱中症対策になるグッズをご紹介します。
\ 地球沸騰時代って何?熱中症になる条件などを詳しく解説 /
熱中症を引き起こす3つの要素「環境」「からだ」「行動」
環境省が発行している「熱中症予防ガイダンス」によると、熱中症を引き起こす要素には大きく3つの要素があります。「環境」「からだ」「行動」です。
熱中症を引き起こす3分類の中で、自分でコントロールしやすいのは「行動」です。例えば、涼しい屋内に滞在できるのであれば、無理に暑い屋内で行動しないなどが一番効果的な熱中症対策となります。
しかし、これを読んでいる皆様は仕事や学校・その他の重要な活動があり、暑い中でも理由があって行動しなければならないのですよね。そこで、重要なのが「環境」と「からだ」を家電や熱中症対策グッズを使って、熱中症にならないような条件に整えていくことです。
\ 熱中症対策の優先順位 /
「行動」 > 「環境」 > 「からだ」
熱中症にならないためには
①危険な場所やイベントを避ける「行動」
②熱中症を和らげる「環境」づくり
③ダメージを受けた「からだ」のケア
の順序が大切です。
熱中症アラート「原則運動中止」というのは、命を守るためのサインだにゃん!監督者や保護者が率先して守って欲しいにゃん!
例えば、「環境」に関しては、「熱中症アラート」つきの温湿度計を設置するなどで熱中症になることを防ぐことができます。高齢者の方は暑さなどを感じにくい体質になりますのでこうったグッズを活用して熱中症を防ぎます。
また、「からだ」に関しては、大量に汗をかくことで必要な水分や塩分が流れ出てしまいます。流れ出た汗で失われる水分や塩分を摂取するのも、熱中症対策グッズの役割です。
特に対策が必要な人やシーン
熱中症対策を進めるにあたって、どのようなシーンで熱中症になっているかを知るのは重要なことです。
ここでは、熱中症に気を付けるべき屋外・屋内のシーンを解説します。
屋外で長時間にわたり作業するような職業に従事している方
建設作業やメーカー、配達やイベント業、農作業など、仕事として現場に長時間屋外に出ている人は熱中症に対して特に注意すべきです。厚生労働省が熱中症による死傷者を業種別でまとめたところ以下の業種が特に危険とされています。
該当する本人はもとより、以下のような仕事に従事している家族や職場の仲間は常に声がけをするなど意識をすることが重要です。仕事だから暑くても抜け出せない・水分補給できないなどの状況にならないよう、監督者の配慮も必要です。
\ 熱中症に特に気を付けたい業種 /
建設業・製造業・運送業・警備業・商業・清掃・畜業
真夏でも外でお仕事している方々にみんなが救われているにゃん、お仕事ありがにゃん…!
子ども・高齢者
乳幼児・児童・中高生などの子どもや、65歳以上の高齢者は特に熱中症の危険が高いです。特に、乳幼児や介護を必要とする高齢者は暑くても移動できない・意思を表明できないことがあり周囲のサポートも必要です。
子どもは身体も小さく、すぐに身体が熱くなり体温コントロールが未発達です。中高生でも激しい部活動や、不慣れな遠足などの学校行事で気を付けるポイントも多くあります。一方、高齢者は暑さに対して鈍くなっており、特に屋内での熱中症にかかりやすいとされています。
どちらも熱中症グッズをうまく使いながら、周りの人が気にかけてあげることがポイントです。
肥満の方・持病がある方
肥満の方は皮下脂肪が厚いために、体内の熱を放出しにくいため熱中症にかかりやすくなります。また、持病があり薬を常用している方も注意が必要です。特に、鎮痛剤や睡眠導入剤の一部には自立神経に影響し、体温や発汗作用に影響を及ぼすものもあります。熱中症の時期は特に注意しましょう。
キッチン仕事・スポーツ関連・車関連
暑い日の活動で、火を使った料理などキッチンに立つ人、スポーツをする人・観戦する人・車で過ごす時間が多い人なども熱中症に必要です。
キッチン内での料理では蒸気と火の温度により、熱中症になる条件が揃っています。
また、スポーツする本人が熱中症に気を付けるのは当然のことながら、観戦者も気を付けなければいけません。夏の甲子園のベンチはエアコンがかかっていて、応援席は直射日光が当る環境のようです。
スポーツの種目別でみると、野球での患者数が圧倒的に多いため、野球をしている人は特に注意が必要です。他にもサッカー、テニス、柔道、剣道などが熱中症が多い種目のようです。
また、車に乗る機会が多い人も要注意です。真夏の車はすぐに気温が高くなり、エアコンを止めて15分後には社内が31度を超え危険な環境になったとの報告もあります。
どんな環境にせよ、もうひと昔前の厚さとはレベルが違う猛暑・酷暑の夏であることを意識して、徹底的に対策をして安全に過ごしていきましょう。
参考本:熱中症対策マニュアル
本記事執筆にあたり、熱中症の定義や熱中症の多いスポーツ、熱中症にかかりやすい人などの情報は「熱中症マニュアル」を一部参考にしました。2011年に出版された本で、若干情報は古くなっていますが、基本的な対策は今でも変わっていません。何よりもサイトによっては「1円」で購入できるため、興味ある方はご覧くださいませ。