防災士試験対策|第4章・第16講「風水害・土砂災害等への備え」をわかりやすく解説【要点まとめ】

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防災士試験対策|第4章・第16講「風水害・土砂災害等への備え」を徹底解説

この記事は、YouTube「もしもにスタジオ」の防災士試験対策の解説動画を文字起こし&記事用にテキスト編集したものです。
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風水害・土砂災害等への備え|防災士教本 第4章・第16講

第4章・第16講は「風水害・土砂災害等への備え」です。
台風・豪雨・土砂災害など、気象災害への備えと避難の考え方について整理していきましょう。

台風・大雨・豪雨への備え

風水害は、地震と異なり気象情報によって事前にある程度予測できるという特徴があります。
この「予測できる」という特徴を最大限に活かすことが、風水害対策の基本です。

事前の対策

  • 台風接近時:強風で飛ばされやすいものは室内に入れるか固定する
  • 床上浸水のおそれがある場合:家具や貴重品を2階に移動させ、地下室は利用しない
  • 局地的大雨時:海・川周辺でのアウトドアやアンダーパスの通行を避ける
  • 道路冠水時:マンホールや側溝への転落の危険があるため、その前に避難行動をとる

避難行動の原則

「避難指示」が出た場合は、すぐに全員避難を開始します。
安全な場所への避難に余裕がない場合は、今よりも高いところへ移動する「垂直避難も有効です。

タイムラインとマイ・タイムライン

風水害への備えで特に覚えておきたいのが「タイムライン」と「マイ・タイムライン」です。

用語内容
タイムライン洪水の発生が予想される時刻から逆算し、関係機関や住民が取るべき行動を時系列で整理した事前防災行動計画
マイ・タイムラインタイムラインの考え方を家庭・個人の行動に落とし込んだもの。警戒レベルや気象情報に応じて「いつ・どこへ・どのように避難するか」を事前に整理する

マイ・タイムラインの例
「レベル2の大雨注意報が出たら、備蓄品が水没しないよう移動する」
「レベル3の大雨警報が出たら、祖父の家に連絡する」
「そのとき考えればいい」ではなく「事前に決めておく」ことが命を守る上で非常に重要です。

土砂災害への備え

事前確認と情報収集

自宅・職場・よく訪れる場所が土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」に指定されていないか、ハザードマップで確認しておくことが第一歩です。

土砂災害の危険が高まった際には、気象庁と都道府県が共同で「土砂災害警戒情報」を発表します。
「土砂キキクル」(大雨・洪水警報の危険度分布)と合わせて確認することで、リアルタイムで危険度を把握できます。

個人でできる備え

  • 雨が降り始めたら気象情報に注意し、危険を感じたら早めに全員で避難を開始する
  • 夜間や豪雨で屋外への避難が危険な場合は、崖から離れた建物の上階への「垂直避難」を検討する
  • 土石流・がけ崩れ・地すべりの前兆現象(異音・異臭など)の知識を持っておくことが、避難判断の材料になる

避難所と避難場所の違い

避難所」と「避難場所」は名前が似ていますが、役割も地図上の記号も全く異なります。

種類役割地図記号
避難所災害によって住まいを失った人などが一定期間生活する場所(学校の体育館など)家のマーク
一時(いっとき)避難場所地震・火災・津波などから緊急的に避難する場所(数時間程度)人が走るマーク
広域避難場所大規模火災時に熱や煙から生命を守るための大規模公園・大学など人が走るマーク

覚え方のヒント:「避難ジョー!あしたのジョー!」
あしたのジョーが戦う体育館=避難所(一定期間生活する場所)
屋外に逃げるイメージ=避難場所(一時的に身を守る場所)

災害種別図記号

避難場所には災害種別図記号というピクトグラムが付いています。
避難場所はすべての災害に対応しているわけではなく、「火事」「洪水」「津波」「土石流」「がけ崩れ」など、対応している災害の種別をこの記号で確認できます。


お住まいの地域の避難場所にある標識も、ぜひ確認してみてください。

防災士うめい

今回は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!
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